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IT導入補助金との違い|持続化補助金とどちらが使えるか

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IT導入補助金(デジタル化・AI導入補助金)との違い

この記事の結論

小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第20回は補助上限50万円・補助率2/3で、販路開拓等の取組にかかる8区分の経費が対象です。IT導入補助金(デジタル化・AI導入補助金)とは対象者・対象経費・補助上限が異なります。同一経費への重複申請はできません。

小規模事業者持続化補助金は、商工会・商工会議所の支援を受けながら経営計画に基づく販路開拓等の取り組みを支援する制度です。一方、IT導入補助金(デジタル化・AI導入補助金2026)は、会計・受発注・ECサイトなどのITツールを導入して業務効率化やDXを進める中小企業・小規模事業者を支援する制度で、対象経費や申請の仕組みが異なります。持続化補助金の対象経費のうち「ウェブサイト関連費」はホームページ制作やシステム開発も含みますが、補助金交付申請額の上限は第20回で30万円(税込)です。より大きな金額のITツール導入を検討する場合は、IT導入補助金の対象範囲もあわせて確認する価値があります。以下では補助率・補助上限額・対象経費・申請窓口の違いを整理します。

小規模事業者持続化補助金とIT導入補助金(デジタル化・AI導入補助金)の比較表

項目小規模事業者持続化補助金IT導入補助金(デジタル化・AI導入補助金)
制度の目的経営計画に基づく販路開拓・業務効率化の取り組みを支援ITツール導入による業務効率化・DX推進を支援(ミラサポplus調べ)
対象者商業・サービス業は常時使用する従業員5人以下等の小規模事業者公式サイトで確認
補助率2/3(賃金引上げ特例のうち赤字事業者は3/4)1/2〜4/5
補助上限額50万円(インボイス特例・賃金引上げ特例の上乗せで最大250万円)最大450万円
補助下限額公募要領に下限額の記載はありません公式サイトで確認
受付期間(直近回)2026年11月5日(木)〜2026年12月15日(火)17:00(第20回公募)公式サイトで確認
主な対象経費機械装置等費・広報費・ウェブサイト関連費・展示会等出展費・旅費・新商品開発費・借料・委託外注費の8区分公式サイトで確認
電子申請専用の電子申請システム(商工会地区・商工会議所地区で異なる。Jグランツではありません)公式サイトで確認
申請前の確認書類商工会・商工会議所発行の事業支援計画書(様式4)公式サイトで確認

小規模事業者持続化補助金の数値の出典:公募要領 第8版(2026年7月21日)。比較先の値は公式サイトで確認できたものだけを記載しています。記載が「公式サイトで確認」となっている項目は、各制度の公募要領でご確認ください。

どちらを選ぶか

小規模事業者持続化補助金が向くケース

  • チラシ作成や展示会出展など、日常的な販路開拓に取り組みたい場合
  • ウェブサイトの新設・改修など、比較的小規模な投資を行いたい場合
  • 商工会・商工会議所に相談しながら経営計画を作りたい小規模事業者の場合
  • 補助率2/3で、上限額の範囲内の投資からまず始めたい場合

IT導入補助金(デジタル化・AI導入補助金)が向くケース

  • 会計・受発注・ECなどのITツール導入で業務効率化やDXに取り組みたい場合
  • 補助率1/2〜4/5、上限額の大きい投資を検討したい場合(詳細は公式サイトで確認)
  • ITツールの選定にIT導入支援事業者の伴走を受けたい場合
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併用・重複申請の可否

持続化補助金の公募要領には、国の他の補助金・助成金と同一・類似内容で重複する事業は対象外と明記されています(第19回FAQ Q3-5、参考情報)。ITツールの導入費用はIT導入補助金、チラシ作成や展示会出展など日常の販路開拓はIT導入補助金の対象経費ではありませんので持続化補助金、というように対象経費の区分が異なれば、別の取り組みとして両制度を使い分けることは可能です。詳細は各公募要領・事務局へ確認してください。

同一経費への重複はできません

同じ経費に対して複数の補助金を重ねて受け取ることはできません。小規模事業者持続化補助金<創業型>との重複申請はできません(同時に申請できません)。

小規模事業者持続化補助金の基本情報

項目内容
制度名小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第20回
補助上限(通常枠)50万円
補助率2/3(賃金引上げ特例に取り組む事業者のうち、直近1期または直近1年間の課税所得金額がゼロ以下の事業者は3/4)
特例による上乗せインボイス特例50万円/賃金引上げ特例150万円/両方で200万円(最大250万円)
補助対象経費①機械装置等費・②広報費・③ウェブサイト関連費・④展示会等出展費・⑤旅費・⑥新商品開発費・⑦借料・⑧委託・外注費
申請受付2026年11月5日(木) から 2026年12月15日(火)17:00
様式4 発行受付締切2026年12月4日(金)
申請方法電子申請(GビズIDプライムが必要)
事務局日本商工会議所(商工会議所地区)/全国商工会連合会(商工会地区)

出典:公募要領 第8版(2026年7月21日)

申請の全体像や業種別の使い方は、あわせてお読みください。

よくある質問(FAQ)

A取り組み内容で判断します。会計ソフトや受発注システムなどITツールの導入費用はIT導入補助金(デジタル化・AI導入補助金)、チラシ作成や展示会出展、ウェブサイト改修など日常の販路開拓は持続化補助金が対象です。両方に該当する取り組みがある場合は、経費の区分ごとに窓口へ確認してください。
Aできません。持続化補助金の公募要領では、国の他の補助金・助成金と同一・類似内容で重複する事業は対象外とされています(参考情報:第19回FAQ)。同じ経費で二重に申請すると、交付決定後に判明した場合でも取消しの対象になります。
Aミラサポplus「人気の補助金」(2026年9月11日閲覧)によると、デジタル化・AI導入補助金2026の補助率は1/2〜4/5、補助上限額は最大450万円です。枠区分や要件の詳細は公式サイトで確認してください。
Aできます。持続化補助金ではホームページ制作・システム開発・POSソフト・顧客管理ソフトはいずれも「ウェブサイト関連費」区分で、補助金交付申請額の上限は30万円(税込、第20回)です。より大きな金額のITツール導入を考える場合はIT導入補助金の対象範囲も確認するとよいでしょう。
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本記事の監修

齊木祐介(株式会社ASI 代表取締役)

AI・ロボティクスの導入支援、補助金・助成金の活用支援、専門メディアの運営など複数事業を統括。実務で得た知見をもとに、本サイトの情報を監修しています(運営:株式会社ASI)。

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