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ウェブサイト関連費|第20回は定額30万円上限

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ウェブサイト関連費と小規模事業者持続化補助金 第20回

この記事の結論

ウェブサイト関連費は小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第20回の補助対象経費8区分の枠組みで判断します。補助上限は50万円、補助率は2/3です。対象になるのは交付決定日以降に発生し補助事業期間中に支払が完了した経費で、証憑資料等で支払金額を確認できることが必要です。

ウェブサイト関連費は、ホームページの新規制作・改修、ネット予約システムの導入、顧客管理ソフトの導入など、販路開拓を目的としたウェブサイト関連の取組にかかる経費区分です。第19回までは「補助金交付申請額の1/4(最大50万円)」という按分ルールでしたが、第20回(公募要領第8版)では広報費と同様に補助金交付申請額の上限が定額30万円(税込)に変更されています。ウェブサイト関連費だけの単独申請はできず、他の経費区分と組み合わせる必要があります。ホームページ制作・システム開発・POSソフト・顧客管理ソフトはいずれもこの区分で扱われ、コンサルティング・アドバイス費用や電子書籍の出版費用は対象外です。単価50万円以上のシステムは処分制限財産に該当し、取得日から5年間は処分に事務局の承認が必要になるため、契約前に導入するシステムの規模と目的を経営計画(様式2)に整理しておくことが大切です。

項目内容
制度名小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第20回
補助上限(通常枠)50万円
補助率2/3(賃金引上げ特例に取り組む事業者のうち、直近1期または直近1年間の課税所得金額がゼロ以下の事業者は3/4)
申請受付2026年11月5日(木) から 2026年12月15日(火)17:00
様式4 発行受付締切2026年12月4日(金)
補助事業実施期限2028年3月31日(金)

出典:公募要領 第8版(2026年7月21日)

補助対象経費8区分の中での位置づけ

補助対象になる経費は次の8区分です。この区分に当てはまらない経費は対象外です。

経費区分要領の主な規定
①機械装置等費補助事業の遂行に必要な機械装置等の購入に要する経費。単なる取替え更新は対象外。1件50万円(税込)超は2者以上の見積が必要
②広報費パンフレット・ポスター・チラシ・インターネット広告・SNS広告等。補助金交付申請額の上限30万円(税込)。この経費のみでの申請は不可
③ウェブサイト関連費ウェブサイト・ECサイト・システムの開発、構築、更新、改修、運用。補助金交付申請額の上限30万円(税込)。この経費のみでの申請は不可
④展示会等出展費オンラインによる展示会・商談会等を含む
⑤旅費国が定める旅費の支給基準を踏まえた基準により算出
⑥新商品開発費原材料費を計上する場合は受払簿(任意様式)の作成が必要
⑦借料補助事業に必要な機器・設備等のリース料、賃借料
⑧委託・外注費ウェブサイト・システム開発等に係るものは③ウェブサイト関連費で計上

補助対象経費は、次の3つの条件をすべて満たすものに限られます。

  1. 使用目的が本事業の遂行に必要なものと明確に特定できる経費
  2. 交付決定日以降に発生し補助事業期間中に支払が完了した経費
  3. 証憑資料等によって支払金額が確認できる経費

ウェブサイト関連費に関する公募要領の規定

ウェブサイト関連費について、公募要領に書かれている規定です。

規定出典
補助金交付申請額の上限は30万円(税込)の定額(第20回)。第19回までの「交付申請額の1/4」という按分ルールから変更公募要領 P.13
ウェブサイト関連費単独での申請はできない(他の経費区分と組み合わせる必要がある)公募要領 P.13
ホームページ制作・システム開発・POSソフト・顧客管理ソフトはいずれも「ウェブサイト関連費」区分で扱う第19回FAQ(参考情報)
コンサルティング・アドバイス費用は対象外公募要領 P.18〜20
電子書籍の出版費用は対象外(新商品開発費として計上しても対象外)公募要領 P.18〜20
単価50万円以上のウェブサイト・システムは「処分制限財産」に該当し、取得日から5年間は処分に事務局の承認が必要公募要領 P.24〜26
交付決定日以降に契約・支払いを完了したものが対象公募要領 P.24〜26

出典:公募要領 第8版(2026年7月21日)

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ウェブサイト関連費で対象になる例・ならない例

対象になる例

  • 新商品・新サービスの販路開拓を目的としたホームページの新規制作・改修
  • ネット予約システムの導入・改修
  • 顧客管理ソフト(CRM)の導入
  • POSソフトの導入(POS機器本体は機械装置等費)
  • 集客力向上のためのSEO対策を伴うサイトリニューアル

対象にならない例

  • ホームページ運用に関するコンサルティング・アドバイス費用のみの契約
  • 電子書籍の出版費用
  • ウェブサイト関連費のみの単独申請
  • サイト内容と無関係な単なる会社PRのみのサイト制作

ウェブサイト関連費の実務手順

ウェブサイト関連費を計上するときの実務の流れです。

  1. 経営計画(様式2)でサイト制作・改修の目的(販路開拓・業務効率化)を整理する
  2. 広報費や機械装置等費など他の経費区分と組み合わせて申請する(単独申請不可)
  3. 制作会社等から見積書を取得する
  4. 商工会・商工会議所で様式4の発行を受け、電子申請システムで申請する
  5. 交付決定日以降に契約・制作を開始する
  6. 納品後、サイトのキャプチャ等の証憑を保管する
  7. 実績報告書を提出する(単価50万円以上のシステムは処分制限財産として管理)

第20回のスケジュール

手続き期限
事業支援計画書(様式4)発行受付締切2026年12月4日(金)
申請受付締切2026年12月15日(火)17:00
採択発表2027年3月頃(予定)
見積書等の提出期限2028年2月29日
補助事業実施期限2028年3月31日(金)
実績報告書提出期限2028年4月10日(月)

制度の全体像・業種別の使い方は、あわせてお読みください。

よくある質問(FAQ)

A第20回(公募要領第8版)では、補助金交付申請額の上限は30万円(税込)の定額です。
Aそれは第19回までのルールです。第20回では按分ルールが廃止され、広報費・ウェブサイト関連費とも上限30万円(税込)の定額に変更されています。
APOSソフトや顧客管理ソフトはホームページ制作等と同じ「ウェブサイト関連費」区分で扱われます。POS機器本体などのハードウェアは機械装置等費です。
Aできません。広報費と同様に単独申請は不可で、他の経費区分と組み合わせて申請する必要があります。
Aできません。コンサルティング・アドバイス費用は対象外です。実際の制作・改修等の経費が対象になります。
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本記事の監修

齊木祐介(株式会社ASI 代表取締役)

AI・ロボティクスの導入支援、補助金・助成金の活用支援、専門メディアの運営など複数事業を統括。実務で得た知見をもとに、本サイトの情報を監修しています(運営:株式会社ASI)。

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