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旅費|国の旅費支給基準とエコノミークラスの範囲

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旅費と小規模事業者持続化補助金 第20回

この記事の結論

旅費は小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第20回の補助対象経費8区分の枠組みで判断します。補助上限は50万円、補助率は2/3です。対象になるのは交付決定日以降に発生し補助事業期間中に支払が完了した経費で、証憑資料等で支払金額を確認できることが必要です。

旅費は、販路開拓等の事業遂行に直接必要な出張にかかる経費区分で、国の旅費支給基準に準拠して計上します。航空機を利用する場合はエコノミークラスまでが対象で、新幹線・列車のグリーン車等の付加料金は対象外です。出張日当や、ガソリン代・タクシー代・高速道路代も対象外とされています。対象となるのは商談・打ち合わせ、展示会出展への移動など、経営計画(様式2)で事業目的が具体的に示せる出張に限られます。単なる移動費用として漠然と計上するのではなく、誰が・どこへ・何のために出張するのかを明確にし、国の旅費支給基準の範囲内で交通手段・宿泊先を選定することが重要です。交付決定日以降に発生した出張のみが対象となるため、契約前の出張予約や支払いには注意してください。旅費の対象となる区間・回数・人数もあわせて経営計画に記載しておくと、実績報告時の照合がスムーズになります。

項目内容
制度名小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第20回
補助上限(通常枠)50万円
補助率2/3(賃金引上げ特例に取り組む事業者のうち、直近1期または直近1年間の課税所得金額がゼロ以下の事業者は3/4)
申請受付2026年11月5日(木) から 2026年12月15日(火)17:00
様式4 発行受付締切2026年12月4日(金)
補助事業実施期限2028年3月31日(金)

出典:公募要領 第8版(2026年7月21日)

補助対象経費8区分の中での位置づけ

補助対象になる経費は次の8区分です。この区分に当てはまらない経費は対象外です。

経費区分要領の主な規定
①機械装置等費補助事業の遂行に必要な機械装置等の購入に要する経費。単なる取替え更新は対象外。1件50万円(税込)超は2者以上の見積が必要
②広報費パンフレット・ポスター・チラシ・インターネット広告・SNS広告等。補助金交付申請額の上限30万円(税込)。この経費のみでの申請は不可
③ウェブサイト関連費ウェブサイト・ECサイト・システムの開発、構築、更新、改修、運用。補助金交付申請額の上限30万円(税込)。この経費のみでの申請は不可
④展示会等出展費オンラインによる展示会・商談会等を含む
⑤旅費国が定める旅費の支給基準を踏まえた基準により算出
⑥新商品開発費原材料費を計上する場合は受払簿(任意様式)の作成が必要
⑦借料補助事業に必要な機器・設備等のリース料、賃借料
⑧委託・外注費ウェブサイト・システム開発等に係るものは③ウェブサイト関連費で計上

補助対象経費は、次の3つの条件をすべて満たすものに限られます。

  1. 使用目的が本事業の遂行に必要なものと明確に特定できる経費
  2. 交付決定日以降に発生し補助事業期間中に支払が完了した経費
  3. 証憑資料等によって支払金額が確認できる経費

旅費に関する公募要領の規定

旅費について、公募要領に書かれている規定です。

規定出典
国の旅費支給基準に準拠する公募要領 P.11〜21
航空機はエコノミークラスまで公募要領 P.11〜21
日当は対象外公募要領 P.11〜21
ガソリン代・タクシー代・高速道路代は対象外公募要領 P.11〜21
新幹線・列車のグリーン車等の付加料金は対象外公募要領 P.11〜21
交付決定日以降に発生し支払いが完了した経費のみ対象公募要領 P.24〜26

出典:公募要領 第8版(2026年7月21日)

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旅費で対象になる例・ならない例

対象になる例

  • 販路開拓のための商談・打ち合わせに伴う新幹線・航空機(エコノミークラス)の運賃
  • 展示会出展のための出張に伴う公共交通機関の運賃
  • 取引先訪問のための宿泊費(国の旅費支給基準の範囲内)
  • 新規販路の開拓先への出張に伴うバス等公共交通機関の運賃

対象にならない例

  • 出張時のガソリン代・高速道路代
  • タクシー代
  • 新幹線のグリーン車等の付加料金
  • 出張日当

旅費の実務手順

旅費を計上するときの実務の流れです。

  1. 事業遂行に必要な出張の目的・行程を経営計画(様式2)で整理する
  2. 国の旅費支給基準の範囲内で交通手段・宿泊先を選定する
  3. 商工会・商工会議所で様式4の発行を受け、電子申請システムで申請する
  4. 交付決定日以降に出張の手配・支払いを行う
  5. 領収書・出張の目的が分かる資料を保管し、実績報告書を提出する

第20回のスケジュール

手続き期限
事業支援計画書(様式4)発行受付締切2026年12月4日(金)
申請受付締切2026年12月15日(火)17:00
採択発表2027年3月頃(予定)
見積書等の提出期限2028年2月29日
補助事業実施期限2028年3月31日(金)
実績報告書提出期限2028年4月10日(月)

制度の全体像・業種別の使い方は、あわせてお読みください。

よくある質問(FAQ)

A対象になり得ますが、グリーン車等の付加料金は対象外です。国の旅費支給基準の範囲内の運賃が対象です。
A対象外です。タクシー代・ガソリン代・高速道路代はいずれも旅費の対象外とされています。
Aできません。日当は対象外です。
A対象になりません。航空機はエコノミークラスまでが対象です。
A販路開拓等、本補助事業の遂行に直接必要な出張であることが前提です。経営計画(様式2)で目的を具体的に示す必要があります。
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本記事の監修

齊木祐介(株式会社ASI 代表取締役)

AI・ロボティクスの導入支援、補助金・助成金の活用支援、専門メディアの運営など複数事業を統括。実務で得た知見をもとに、本サイトの情報を監修しています(運営:株式会社ASI)。

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